ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死 (中公文庫)

ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死 (中公文庫)

によって 稲泉 連

ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死 (中公文庫) - ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死 (中公文庫)をお探しですか? この本は著者が書いたものです。 この本には346ページページあります。 ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死 (中公文庫)は中央公論新社 (2007/7/1)によって公開されています。 この本は2007/7/1に発行されます。 ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死 (中公文庫)は簡単な手順でオンラインで読むことができます。 しかし、それをコンピュータに保存したい場合は、今すぐぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死 (中公文庫)をダウンロードできます。

ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死 (中公文庫)の詳細

本のタイトル : ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死 (中公文庫)
作者 : 稲泉 連
ISBN-10 : 4122048869
発売日 : 2007/7/1
カテゴリ : 本
以下は ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死 (中公文庫) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
出久根達郎の『面一本』に出てくるせどり師が教えてくれた竹内浩三の詩「骨のうたふ」が気になり、浩三をルポしたこの本を読みました。稲泉連は1979年生まれだから、いまは40歳くらいですね。でも、2005年の大宅壮一郎ノンフィクション大賞の受賞作なので、このとき26歳。文中で2年半前から取材に取りかかったと書いているので、23歳くらいから取材して、まとめて、発表しているのですね。はじめのあたりは、浩三の実家を形容する言葉が繰り返し出てきて、編集者はなにをしていたのだろうと考えました。しかし、読みすすめて行くにしたがって、この若書きがよいのだということに気づきました。この若者の想いに編集者は朱を入れられなかったのでしょうね。この本は浩三の詩を知るうえで必要な知識を与えてくれますが、なにより浩三の詩を大切に思い、後世に伝えなければならないという人たちを克明に描写しています。こうした人たちのひとりに、この若者もなっていったことがよくわかります。浩三のことを教えてくれてありがとう。

0コメント

  • 1000 / 1000